​箸技ブログ

新たな用途開発とネーミングに挑戦中! 実がなるまであと数年

これで新デザインが完成し、量産化もできるようになった。この手長箸が世界中に広まり、便利な道具として役立ててもらえたらと思う。


しかし、商品として実がなるまでには、まだ考えなければいけないことがある。

ネーミングは「手長箸」でいいか? 「ビックリ写真撮影箸」のほうが良くはないか? この箸を販売できないか? 「販売ルート」はどうすればいいだろう……。


今のところ、手長箸の使い方は「遠くのものを取る」「ビックリ写真を撮る」であるが、「えっ!こんな使い方があったの?」という用途がまだまだあるかもしれない。販売ルートづくりには、新しい用途との出会いが大切なのだ。


みなさんも面白い使い方を発見したら、ぜひ連絡をいただきたい。(了)#箸雑記


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新たなデザインに挑戦!!

奥田先生とフィンランド大使夫妻に出会ったおかげで手長箸の開発に勢いがつき、新たなデザインに挑戦することにした。


これまで、箸は購入したときの竹の素材そのままのものを使い、そこに白い滑り止めシートを巻いていた。しかし初めて見た人に「面白そうなもの」と感じてもらうために、日本的な黒の中に少し赤を利かせた配色にすることにした。


そういえば岩倉信弥さんがデザインしてくれた箸ピーゲームの公認箱も、黒に赤を利かせた配色だ。手長箸もこれを真似することにした。

赤い部分は、色付きの摩擦シートを買うことで簡単に対応できたが、箸本体を黒くするのは大変だ。実は、塗装はすごく手間がかかるのである。


塗装には、スプレー塗装、はけ塗り、ザブ漬け塗装などがある。スプレーは広がって無駄が出てしまうし、1本1本はけ塗りをすると時間がかかってしまう。箸を大量に塗装するには、ザブ漬けが最適だということになった。

塗料は、まず墨で試してみた。しかし竹が墨を吸って、色むらができてしまった。また、墨は濡れると落ちてしまう。


そこで屋外のベンチなどに使われている、乾くと耐水性のある塗料に変えた。

色をつける必要がない箸の先端部分にクリップをつけ、この塗料の中に1分ほど漬ける。その後、取り出して乾燥させ、シートを巻きつける。

この経験は、後の「ヒノキ箸 絵付教室」で、絵付後に保護クリアを塗る方法を考えたときに役立った。(⑩に続く)#箸雑記



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手長箸はビックリ写真が撮れる道具でもあった!

奥田先生との出会いから3日後、もう一つの大きな出会いがあった。フィンランド大使夫妻がコミーを訪問してくれたのだ。


通訳の方を交えて歓談していたとき、お茶の入ったグラスを手長箸で持ち上げて見せた。夫妻も通訳の方も、本当にビックリしていた。

その写真を、偶然社員が撮ってくれた。人には喜怒哀楽があり、それを撮る写真家はいるがビックリした瞬間写真など、ほとんどの人は見たこともないだろう。


ビックリしているフィンランド大使夫妻と通訳の方

手長箸を使えば、「人を怖がらせてビックリした写真」ではなく、「感動してビックリした写真」が撮れるかもしれない。(⑨に続く)#箸雑記


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