「箸ピースナック」物語③

カラオケスナックから箸ピースナックへ 私はカラオケが苦手である。人前で歌えない。 昔、行きつけのスナックで大企業の役員をしていた人に説教されたことがあった。 「おい。人が歌ったら拍手ぐらいするもんだ」と。 その時、かなり嫌な顔をしていたかもしれない。歌う側にとっては楽しいかもしれないが、聴く側にとっては私のように辛い人もいる。 スナックの看板には「カラオケスナック」「カラオケのない店」とカラオケについて何も書いていない店がある。後者に入ってしまい、カラオケが始まってしまった時、いかに嫌な顔を見せないようにするか大変である。 箸ピーの場合はカラオケと違い、静かで、人に強制することもなく、2~3分で終わる。他の客への迷惑は考えられない。見ているだけでも、人それぞれ。「動きのスピードの変化」「ミス」そして「終わった後のひとこと」など観察することができる。 箸ピーが各地で行われるようになり「箸ピースナック」の看板を見かけるようになるのが私の夢である。(④に続く) #箸雑記 <箸雑記一覧に戻る   次の話を読む>

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